交通事故障害で最も多いのが頸部捻挫、いわゆるむちうち症です。事故の衝撃によって頭が強く振られ、それに伴って首に非常に強い力がかかります。すると首の周りの筋肉や靭帯、血管、神経などがダメージを受け、痛みを発するのです。

しかし、痛みは直後に出るとは限りません。精神的なショックによって感覚が麻痺してしまうためと言われていますが、中には1週間近くしてから自覚症状が出ることもあります。

また、骨以外の異常はレントゲンでは確認できないため、問題ないと言われて通院を止めてしまい、後遺症に苦しむケースが少なくありません。

鎖骨の上部には星状神経節という交感神経があり、衝撃によって強い力がかかると交感神経が活性化してしまいます。この神経には血管を収縮させる作用があるため、脳への血流が悪くなり、頭痛やめまいなどの原因となります。

また、背中を走る脊柱の両側面にも交感神経や副交感神経があり、衝撃を受けるとバランスが乱れやすくなります。

その結果、慢性疲労や頭痛、だるさ、耳鳴り。手足のしびれ、不安感、イライラ、落ち込みなど様々な症状が現われてくるのです。

当院では、むちうちで起こる様々な症状の多くは、この交感神経と副交感神経のバランスの狂いから来ていると考えています。そのため、痛みを感じる部分だけに目を向けるのではなく、これらの神経を整える施術で根本的に改善させていきます。

自律神経を正常な状態に導くには、何より身体のバランスを矯正することが肝心です。骨盤や骨格を正常な位置へと持っていき、筋肉の柔軟性を取り戻すことで圧迫されていた神経が正常な働きを取り戻しやすくなるのです。

その後、さらにこれらの神経の働きを正常に整えていく施術を行います。また、患者様の症状に応じて様々なテクニックを駆使し、むちうちの諸症状を緩和させていくのです。

むちうちの後遺症回避には、当院の治療で！
むちうちには軽症の頚椎捻転型と頚椎捻挫型があり、最も多い捻挫型の場合自然治癒することはありません。しかし、正しい治療を行えば後遺症が残りにくく、事故前の生活を取り戻すことが可能です。

むちうちに苦しんでいる方は、オーダーメイドの治療法をご提供する当院にぜひお越しください。